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パッフェルベルの街のとある路地を曲がると、入り口に「Ruscha」とだけ書かれた菫色の看板がかけられた扉が。 そこは錬金術学院 学籍番号0269 ルーシェの小さな工房です。 初めていらっしゃった方は、カテゴリーより「はじめに」をお目通しいただければ幸いです。
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パッフェルベル錬金術学院の入り口(学院の伝言板)は
僕みたいな見習いも、雲の上のような先輩も、
みんな通るということに気がついた。

で、僕、思い切ってあいさつをしてみた。
ちょっとどきどきしたけれど、「あいさつは大事」ってよく言われるし。

そうしたら、リディさん、ジルチアヴェディスさん、フォージさんが声かけてくれた。
すごくうれしい!

しかもリディさんは、僕みたいな新米はここをみるといいよ、っと教えてくださった。

早速、見に行ってみよう。
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次の日、掲示板を見に行ってみると、シャーネスさんからの
お返事が貼ってあった。

どきどきしながら、1行ずつ読んでいく。

読み進めるにつれ、僕は一喜一憂してしまい…
最後までそのメモを読み終えたら、なんか目頭が熱かった。

これって、これって…!!

――シャーネスさんは、僕の全財産10Gで双眼鏡を譲ってくださった

もう、びっくりとうれしいで、軽くパニックだったけど。
丁寧にお礼をしたためて、ありがたく双眼鏡を受け取った。

なんだか、ここにきてよかったなぁってすごく思った。
倉庫に余っている道具の掲示板をぼんやりと眺めていた。
いっぱいメモが張られているけど…

その中のひとつに…

 〈安い双眼鏡〉道具(2)/2/6/0/無/《草原》の採取道具。
150Gでお願いします。

お名前を見ると、シャーネスさんという方のメモみたいだ。

僕は目を疑った。
お店で買ったら、300Gだよ?!半値……?!

でも、僕には今手持ちのお金がない…
オレンジを港に運ぶために大量に仕入れた直後だったんだ…
どうしよう…

そうだ!
オレンジを運んで帰ってくるまで、待ってください、って、お願いしてみよう!
プロフィール
ルーシェ(PLなごみん)
学籍番号は0269。
準中級錬金術師になったが、まだまだ新米。
次の目標はオリジナルの道具作り!

ルーシェキャラシートはこちら

イラストはレオルディスさまPL日和さまに書いていただきました!
(全身像などはこちら
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