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学院に登校して、見習いさんたちに紛れ込んでマナの講義を再履修した。
ちょっと前まできてた青のローブを羽織ってれば、ばれないよね、うん。
【儀式(マナを手に入れる)の基本】
探索のテキストから大事なところを…
・判定は【心力】
僕の場合は、4だね。
試せる数(ダイスの数)については、探索と考え方が一緒だから、
〈夕雲のロザリオ〉の魔力9で計算すると。
普通にやる 4
時間をかける 8
魔法を使う 13
時間と魔法 17
ロザリオ、すごい!さすがクラウドさんの道具だ。
魔力が9もあるから、全力なら17だ!
(注:ここに間違い発覚。魔法をつかうと+2のボーナスあり。)
・難易度「10-(道具の【素材ランク】)」、最小値は「2」。
〈夕雲のロザリオ〉の場合、ランク3なので10-3=7
・目標値
目標値「【素材ランク】×3」
ランク1のマナ 1×3 = 3
ランク2のマナ 2×3 = 6
ランク3のマナ 3×3 = 9
こうやって並べてみると、素材を探すよりも難しい、
って言われたわけがよくわかる。
ランク4のマナはモンスターから引き剥がすらしいから、
たぶん儀式で呼び出せるのは、きっと3まで。
おいでおいで、で、やさしく、ぎゅ、って捕まえよう、うん。
あ、こんなときには、にゃーが便利だ。
いっぺんに計算してくれるし。
おしえてにゃ~!
4 | 8 | 13 | 17 | |
3 | 0.330400 | 0.776051 | 0.961906 | 0.992157 |
6 | 0.009100 | 0.209414 | 0.644436 | 0.862628 |
9 | - | 0.013886 | 0.200709 | 0.483675 |
12 | - | 0.000186 | 0.025065 | 0.140488 |
つまり僕がロザリオを使っても…
その魔力を引き出さないとランク1のマナでさえ呼び出すのはむずかしい。
ランク2の場合、全力でやってやっと。
ランク3の場合は5割切ってるよ…はぅ。
【マナを調合する場合の注意】
調合のテキストから、大事なところを。
・マナは倉庫に入れられない。
つまり、メイン素材にできない、ついでに、人に送ることもできない。
・マナは調合するとき1つにつき、難易度が+1される
・素材ランクは【素材値】と【魔力値】の合計し、
それを10で割った値が1上昇するごとに【素材ランク】が1つ上がる。
今までは魔力のあるものを調合してないから、気にしてなかったけど、
素材ランクは【素材値】だけじゃなくて、【魔力値】もその対象となる。
忘れないようにしなくちゃね。
・マナはどんな素材とも相性はいいので、相性による加工値の増加はない
・〈魔力珠〉は道具の〈理力珠〉とマナを調合したもの
素材の質(ランク差)による【加工値】の増加はない。
ただし、以下の条件により判定の難易度が増加。
〈理力珠〉のランクがマナの【魔力値】以上だと、難易度は増加しない。
〈理力珠〉のランクがマナの【魔力値】未満だと、難易度が大きく増加する。
〈理力珠〉はマナを閉じ込める専用の道具、って事なんだと思う。
でも、器に対して、入れるものが大きいとこぼれるから、
それを押し込めようとすると、きっと難しい、ハードルが上がる、
ってことなんだね。
【自分の道具を知ろう!】
おさらいを兼ねて、先輩方から譲ってもらった道具でマナを調合してあるものが、
どうやってできたのかを分析してみようと思う。
調合がどれくらい大変だったかを知れば、いっそうありがたみを実感できるよね。
出来上がったものの加工値を見れば、最後の調合の目標値はわかるけれど、
きっと、その過程も重要だよ、うん。
寄り合い所のマニュアル(wiki)の素材編をみれば、
使った素材についてもわかりそうだし。
〈赤き王者の苺鍋〉
道具(3)/5/11/5/地/調合道具。
レシピ:{小型錬金鍋+{熟木イチゴ+柔らかな地}}
・リアンさん製作、メイエルさんから譲ってもらう
材料
〈小型錬金鍋〉 道具(2)/2/5/1/無/調合道具。
〈熟木イチゴ〉 食品(3)/3/1/0/無/イチゴ系。
〈柔らかな地〉 マナ(2)/0/3/4/地/地属性のマナ。
作り方
式をみると、まず苺と地のマナを調合したみたいだ。
この調合は、加工値の合計は1+3=4、ランク差があるから+1で5、
相性は問題なし…かな?
マナの調合だから、難易度は+1だね。
出来上がるものは…こんな感じ?
〈大地の熟木イチゴ〉 食品(3)/3/5/4/地/イチゴ系。
で、お鍋との調合は…
加工値の合計が5+5=10、サブのがランクが高いからランク差はなし、
相性は…道具と食品は「【素材値】2ごとに【加工値】が+1」だから、
サブ素材の素材値が3…ということは、+1で11。
素材値と魔力の合計が…2+3+1+4=10だから1ランクUPで3になる。
うわー!すっごいぴったりの数になる素材で作られているんだなぁ…
〈ねぎブレード〉
武具(4)/32/13/8/苦/武具:直剣系。ネギ系。
レシピ:{小剣+グリーンミントの新芽+{{長ネギ+柔らかな地}+柔らかな地}}
・ラッチートさん製作、カーゴさんに譲ってもらう
材料
〈小剣〉 武具(2)/25/2/0/無/武具:直剣系。
〈グリーンミントの新芽〉 調味料(3)/4/1/0/苦/ミント系。
〈長ネギ〉 食品(1)/3/1/0/無/ネギ系。
〈柔らかな地〉 マナ(2)/0/3/4/地/地属性のマナ。 ×2
作り方
式を見ると、まず、長ネギに地のマナを調合するみたいだ。
この調合は、加工値の合計は1+3=4、ランク差はなし、相性も問題なし。
マナの調合だから、難易度は+1。
出来上がるものは…こんな感じ?
〈大地の長ネギ〉 食品(1)/3/4/4/地/ネギ系。
ここに、もう一個、地のマナを加えますっ…なんかお料理みたいだ…
この調合は、加工値の合計は4+3=7、ランク差はなし、相性も問題なし。
マナの調合だから、難易度は+1。
素材値と魔力の合計が…3+0+4+4=11だから1ランクUPで2になる。
出来上がるものは…こんな感じ?
〈壮大な大地の長ネギ〉 食品(2)/3/7/8/地/ネギ系。
最後に、ここまで加工したネギ、剣を煮込みますっ!
隠し味に、ミントをくわえると香りがよくなりますので忘れずに。
どうなるんだこの調合…
加工値は7+2+1=10、ランク差はなし、相性は
相性は…武器と食品は「【素材値】2ごとに【加工値】が+1」だから、
サブ素材の素材値が一つは3、もう一つは4…ということは、+1+2で13。
素材値と魔力の合計が…25+4+3+0+0+8=40/10-25/2=2で2ランクUPで4になる。
うわー!これもぴったり。ねぎはきっと正しい選択だったんだ!
〈マイル靴〉
道具(3)/2/12/8/地/《森林》の採取道具。
レシピ:{ボロいブーツ+柔らかな地+柔らかな地}
・ユキチさんからゆずってもらう
材料
〈ボロいブーツ〉 道具(2)/2/6/0/無/《森林》の採取道具。
〈柔らかな地〉 マナ(2)/0/3/4/地/地属性のマナ。 ×2
作り方
式を見ると、一気に調合みたいだ。
この調合は、加工値の合計は6+3+3=12、ランク差はなし、相性も問題なし。
マナの調合で、2つだから難易度は+2。
素材値と魔力の合計が…2+0+0+0+4+4=10、1ランクUPで3になる。
簡単そうに見えるけど、目標値は12と高いし、難易度が+2…
作るとしたらかなり賭けになりそう、今の僕じゃ。
〈はるかなる大地〉
道具(3)/2/10/8/地/《草原》の採取道具。
レシピ:{双眼鏡+{理力珠+柔らかな地+柔らかな地}}
・クレアさん製作
カーディセウスさんが出品したものをオルランドさんが買い取り。
オルランドさんのご好意で譲っていただく。
材料
〈双眼鏡〉 道具(2)/2/4/0/無/《草原》の採取道具。
〈理力珠〉 道具(2)/0/0/0/無/魔力珠の元。
〈柔らかな地〉 マナ(2)/0/3/4/地/地属性のマナ。 ×2
作り方
式を見ると、まず、理力珠に地のマナを2つ調合するみたいだ。
やっと理力珠が登場だっ!!
この調合は、加工値の合計は0+3+3=6、ランク差の影響はなし、相性も問題なし。
マナの調合で、2つだから難易度は+2。
出来上がるものは…こんな感じ?
〈壮大な大地の魔力珠〉 道具(2)/0/6/8/地/魔力珠の元。
ふみゅ…?なんか…へん…?(テキストに戻って確認中。)
テキストのサンプル調合をみると、素材の系統が変ってる!
つまり出来上がるのは、こうだ。
〈壮大な地の魔力珠〉 道具(2)/0/6/8/地/魔力珠系。
でもって、出来上がった魔力珠を双眼鏡に調合!
加工値は4+6=10、ランク差はなし、
相性は道具と道具で「【素材値】2ごとに【加工値】が+1」に当てはまるけど、
魔力珠は素材値が0だから増加なし!
素材値と魔力の合計が…2+8=10、1ランクUPで3になる。
理力珠ってすごい~!
たぶん、これ理力珠を使わないで、靴と同じように、一気に調合すると…
加工値の合計は4+3+3=10、ランク差はなし、相性も問題ないけれど、
マナの調合で、しかも2つだから難易度は+2になる。
つまり、安全にマナを扱うために大切なものなんだね~!
ふぅ…ちょっと時間がかかったけど、おかげでずいぶん理解が深まった、と思う。
「他人のキャラシを見ろ」というのは、以前から私がIRCで度々主張している手法でもあります。
レシピの欄に、用いた素材や調合手順が全て記録されていますからねェ。いちいち計算するのが面倒でも、「書かれているものと同じ素材、同じ手順」で調合すれば全く同じものを作れるわけですし。
さて、レシピを見た限りでは、その苺鍋は複数量産した中でも、後の方に作ったものであることが判ります。理由は、加工値が11だからです。
最初に開発したレシピでは、
〈野イチゴ〉 食品(2)/3/1/0/無/イチゴ系。
↑これを使っています。ランク差による加工値上昇が起きないため、加工値は10になります。
この鍋はかなり初期の道具で、かつこの鍋が最強性能の道具だった時代もあるほどの品です。
作成当時は、今のように〈影蜘蛛の糸〉のような道具強化材もなく、マナも入手できるのはランク2までという時代でした。
そんな中で、ランク2のマナとありものの素材を上手く組み合わせて、道具ランクを3に上げつつ、なるべく低い加工値で収めるための極限のレシピがこれでした。
当時は加工値10が道具強化の最小値で、「加工値10を安定して通せるようになる」調合能力を達成することが最初の目標でした。
その後、3マナなどの新素材の発見や、より高品質な鍋の開発で調合能力自体が引き上げられたことで、加工値11も安定して通せる時代が来ます。
その鍋は、その頃に作ったものですね。その時代になると、加工値10も11も成功率的に大差無いので、ランク差による加工値+1を妥協して作ったのではないかと。
用途も自分で使うためではなく、後進の強化鍋が欲しい人向けに量産したものですね。
それともう1点。
〈はるかなる大地〉も、性能こそ未だ現役で通用する強力な道具ですが、作成時期はかなり古いという点にご注意を。
マナと理力珠の調合に関するルールは、途中で何度か変更が加えられています。
「珠のランク<マナの魔力値」だった場合に、調合難易度が上がってしまう……というルールも、後から追加された仕様です。
この道具が作成された当時は、そのルールが存在しなかったので、理力珠に柔らかな地を問題なく混ぜることができましたが、現在のルールで同じ調合を試みると、難易度の上昇が起きます。
それを防ぐには、ランクの高い〈純理力珠〉を使う必要があります。
……とまあこのように、ただレシピを見るだけでは知り得ない情報もあるので、レシピから逆算して研究するのは良い手法ではありますが、状況によっては的確な考察を導き出せないこともある、という点にご注意あれ。
それを大事にするには、どうしたらいいか、と思いはじめてみましたが、
やってみて有効な手段だったと実感しています。
まことさんの日記を拝見し、世界の広がりとともに成長してきた先輩方の
たくさんの試行錯誤と苦悩とそれに打ち勝った喜びの数々に触れ、
深く感銘を受けました。
リアンさんの苺鍋もクレアさんの双眼鏡も、そんな中で生まれた
アイディアの塊なのだと思います。
まだまだ不勉強ですが、少しずつこの世界を楽しんでいければと思っておりまので、
これからもいろいろとご教授いただければ幸いです。
ルールのここ
>〈理力珠〉のランクがマナの【魔力値】以上だと、難易度は増加しない。
>〈理力珠〉のランクがマナの【魔力値】未満だと、難易度が大きく増加する。
これについてまったく見落としていました。
理力珠に2つのマナを詰めるってアイディアだなぁっと思ったのですが、
大層危険なことなのですね…
どこかに、理力珠はケチるな、と書いてありましたが、なるほど、っと納得です。
実際に調合しようとする直前に難易度を見て青くならないように、
wikiあたりでその辺も学びたいと思います!