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お姉ちゃんを見送った後、寄り合い所に向かう。
計画その１の実行のために協力をお願いしているクラウドさんは
残念ながらいらっしゃらなかったけれど、
計画その２のオルランドさんはいらっしゃった！
双眼鏡代の借金の利子というかお礼のために、
お料理か看護させてくださいっ！どっちがいいですかっ？
とお聞きしたところ、看護、とのリクエスト。
ご用意なさっているお薬での看護でいいといわれたのだけど、
狩りに行ってきたことをお話したら、今日とってきた素材を混ぜた薬！とのご要望がっ！
よーし！がんばって調合しようっ！
ダイス：「23」個
/8/6/3/6/7/4/6/9/8/B/3/3/8/8/1/8/B/7/8/B/1/9/B/
難易度：「7」目標値：「8」達成値：「18」アクシデント：「2」
☆ 作成時間を延長しました。
☆ 【魔法力】を使用しました。
★ アクシデント：4点のダメージ！
☆ 〈漢方薬〉の作成に成功しました。
なにこの無駄にいい達成値…オルランドさんがらみだと、
達成値がよくなるのかなぁ…今度むずかしめの調合をするときは、
オルランドさんとお話してからにしよっかな…
でもって、看護の道具を借りて、いざっ！！
判定能力：【心力】＋【技力】
使用道具：〈聖天使のマラカイト〉
使用薬品：〈漢方薬〉薬品(3)/20/8/0/無/虫の卵系。
栄養のありそうなものを混ぜて作ったらしい。きっと効くっ！
難易度：「6」目標値：「11」魔力数：「16」
看護相手：【オルランド・Ｄ・ブオナローティ】[ID:0054]
メッセージ：
「……初めてなんで…えっと…これでいいんですよねっ？！」 【ルーシェ】［ID:0269］より
ダイス：「25」個/6/7/2/3/2/4/4/7/7/3/5/9/7/7/5/1/9/4/9/1/3/8/8/8/4/
難易度：「6」目標値：「11」達成値：「13」アクシデント：「2」
☆ 【魔法力】を使用しました。
★ アクシデント：【生命力】の回復量が4点減りました！
☆ 看護成功：【生命力】が20点、【魔法力】が1点回復します。
くすん…思ったよりも回復しませんでした…
いっそ、魔法力だけじゃなくて、時間も掛けた方がよかったかな…
でもまぁ…オルランドさん、喜んでくださったし。
無事、借金も返すことができたので、めでたしめでたし、である。
今度、リアンさんにあったら、利子何がいいか聞いてみよっと！
で、せっかく看護の道具をお借りしてるので、
もう一回ぐらい看護したいっ！というずるい考えで、
コレットさんにサービスしてみた。
こんなお薬を作って…
ダイス：「12」個/2/7/B/2/3/2/1/4/1/8/B/4/
難易度：「7」目標値：「3」達成値：「6」アクシデント：「2」
☆ 【魔法力】を使用しました。
★ アクシデント：8点のダメージ！
☆ 〈透明なカプセル〉の作成に成功しました。
判定能力：【心力】＋【技力】
使用道具：〈聖天使のマラカイト〉
使用薬品：〈透明なカプセル〉薬品(2)/13/3/0/無/虫の卵系。
じーっと見ると虫の卵がはいってるけど気にせず飲んでっ！
難易度：「6」目標値：「5」魔力数：「16」
看護相手：【コレット=Ｆ=ラィラス】[ID:0286]
メッセージ：
「飲んで元気出してねっ！（にっこり」 【ルーシェ】［ID:0269］より
☆ 看護大成功：【生命力】が37点、【魔法力】が8点回復します。
（ダイス結果ログはロスト）
コレットさん、喜んでくれたっ！
よかったよかった！
僕はありがたく、レクスさんが下さったティッシュに癒されて、
ばっちり回復した。
こうして、お礼計画その２は無事完了。
そして、僕の看護する体験もハプニングもなく、無事完了した。
ふふっ…次はいつ計画実行しよっかな…
……さ、明日はスミレを摘みにいこう。
お姉ちゃんが道具屋で動かなくなっている隙にかねてからの計画を実行した。
それについて、詳しく書いておこう。
ラッチートさんに教えていただいた、黄色い蜂から、
お薬に適した素材をゲットする！というもの。
僕は捜索道具をもってないので、借りてきて試してみよう作戦。
イヴさんとこに捜索道具を借りに行っている時間が取れなかったのだけど、
ばったり出会ったリリさんが素敵なアイテムを貸してくださった！
〈コーリングステップイエロー〉道具(4)/17/12/4/地/捜索道具。
特別な足音を立てて歩くことで獲物を呼び寄せる手法。軽快に歩こう♪
すごいなぁ…ランク4だから難易度は4になるんだね。
僕が普通に探索すると、体力値の4回試せる。
黄色い蜂はランク1だから、目標値は3になる。
時間を掛けるか魔法力を使うと10になるから、
時間と魔法力を織り交ぜて探索すれば、効率いいかな。
差がない、っていうのは、なんとなく作戦を立てやすくていいかも。
僕専用を作るときも、これを参考にするといいのかもしれない…
先に作戦。
僕の武器はこれ。
ランク：4 攻撃力：32（苦属性） 魔力数：8
ランク：4 防御力：29（苦属性） 魔力数：7
で、今回のターゲットはこいつ。
モンスター名 R 分類 生命力 攻撃力 防御力 特殊 弱点
イエロービーの群れ 1 昆虫 21 30 18 － 火
攻撃
攻撃力32-敵の防御力18=16
敵の生命力は21だから、通常攻撃で二回叩けばOK。
防御
防御力29＋ダイス7つで、敵の攻撃力30だから、
アクシデントがものすごく襲ってこなければ大丈夫。
さ、自信をもっていくぞ～！
黄色い蜂 第１戦！
ダイス：「10」個/6/1/9/3/9/5/B/6/9/8/
難易度：「6」目標値：「3」達成値：「9」アクシデント：「1」
☆ 【魔法力】を使用しました。
☆ 捜索成功：〈イエロービーの群れ〉を発見しました。
◆ 第 1 ターン ◆
攻撃：〈イエロービーの群れ〉に14点のダメージを与えた！
詠唱：/2/3/3/8/3/2/B/
防御力が36点上昇した！
魔法防御：〈イエロービーの群れ〉からの攻撃を防いだ！
◆ 第 2 ターン ◆
攻撃：〈イエロービーの群れ〉に14点のダメージを与えた！
勝利！ 〈イエロービーの群れ〉を倒した！
戦利品：〈羽虫の卵〉を手に入れました。
黄色い蜂 第２戦！
ダイス：「10」個/6/B/B/1/5/B/B/2/5/4/
難易度：「6」目標値：「3」達成値：「10」アクシデント：「1」
☆ 【魔法力】を使用しました。
☆ 捜索成功：〈イエロービーの群れ〉を発見しました。
◆ 第 1 ターン ◆
攻撃：〈イエロービーの群れ〉に14点のダメージを与えた！
詠唱：/7/7/4/B/3/2/6/
防御力が44点上昇した！
魔法防御：〈イエロービーの群れ〉からの攻撃を防いだ！
◆ 第 2 ターン ◆
攻撃：〈イエロービーの群れ〉に14点のダメージを与えた！
勝利！ 〈イエロービーの群れ〉を倒した！
戦利品：〈羽虫の卵〉を手に入れました。
黄色い蜂 第３戦！
ダイス：「10」個/8/9/8/B/6/4/7/5/9/4/
難易度：「6」目標値：「3」達成値：「9」アクシデント：「0」
☆ 探索時間を延長しました。
☆ 捜索成功：〈イエロービーの群れ〉を発見しました。
◆ 第 1 ターン ◆
攻撃：〈イエロービーの群れ〉に14点のダメージを与えた！
詠唱：/8/7/8/9/9/5/2/
防御力が48点上昇した！
魔法防御：〈イエロービーの群れ〉からの攻撃を防いだ！
◆ 第 2 ターン ◆
攻撃：〈イエロービーの群れ〉に14点のダメージを与えた！
勝利！ 〈イエロービーの群れ〉を倒した！
戦利品：〈羽虫の卵〉を手に入れました。
黄色い蜂 第４戦！
ダイス：「10」個/6/2/3/5/6/1/B/8/3/5/
難易度：「6」目標値：「3」達成値：「6」アクシデント：「1」
☆ 探索時間を延長しました。
☆ 捜索成功：〈イエロービーの群れ〉を発見しました。
◆ 第 1 ターン ◆
攻撃：〈イエロービーの群れ〉に14点のダメージを与えた！
詠唱：/7/B/7/5/4/3/6/
防御力が47点上昇した！
魔法防御：〈イエロービーの群れ〉からの攻撃を防いだ！
◆ 第 2 ターン ◆
攻撃：〈イエロービーの群れ〉に14点のダメージを与えた！
勝利！ 〈イエロービーの群れ〉を倒した！
戦利品：〈羽虫の卵〉を手に入れました。
ねぎブレードとリーフシールドのおかげで、
とっても安心して闘えるよ！
しかも、時間をかけて探した分減った体力を回復してくれるから、
全然生命力が減らない。
ほんとすばらしいねっ！
ちなみに、今回どうしてお薬がいるか、は、
お礼…うん、お礼のためなんだけど。
もしかしたら、お料理のがいいな、って言われるかもしれないし。
ついでにウサギさんとも闘ってみよう！
モンスター名 R 分類 生命力 攻撃力 防御力 特殊 弱点
フォレストラビット 1 動物 20 18 12 － －
攻撃
攻撃力32-敵の防御力12=20
敵の生命力は20だから、通常攻撃で二回叩けばOK。
防御
防御力29＋ダイス7つで、敵の攻撃力18だから、
通常防御でも防ぎきれるね。
さ、ウサギさん覚悟っ！
森ウサギ 第１戦！
ダイス：「10」個/9/1/5/6/8/8/9/4/1/7/
難易度：「6」目標値：「3」達成値：「7」アクシデント：「2」
☆ 【魔法力】を使用しました。
☆ 捜索成功：〈フォレストラビット〉を発見しました。
◆ 第 1 ターン ◆
攻撃：〈フォレストラビット〉に20点のダメージを与えた！
詠唱：/B/3/4/6/1/B/B/
防御力が55点上昇した！
魔法防御：〈フォレストラビット〉からの攻撃を防いだ！
◆ 第 2 ターン ◆
攻撃：〈フォレストラビット〉に20点のダメージを与えた！
勝利！ 〈フォレストラビット〉を倒した！
戦利品：〈白ウサギの肉〉を手に入れました。
森ウサギ 第２戦！
ダイス：「10」個/1/6/8/B/9/1/6/2/9/2/
難易度：「6」目標値：「3」達成値：「8」アクシデント：「2」
☆ 探索時間を延長しました。
☆ 捜索成功：〈フォレストラビット〉を発見しました。
◆ 第 1 ターン ◆
攻撃：〈フォレストラビット〉に20点のダメージを与えた！
詠唱：/7/8/2/B/7/8/6/
防御力が53点上昇した！
魔法防御：〈フォレストラビット〉からの攻撃を防いだ！
◆ 第 2 ターン ◆
攻撃：〈フォレストラビット〉に20点のダメージを与えた！
勝利！ 〈フォレストラビット〉を倒した！
戦利品：〈白ウサギの肉〉を手に入れました。
というわけで、ウサギさんも仕留めましたっ!
これで、リクエストがお料理でも対応できるねっ！
リリさんにはお礼に、黄色い蜂の戦利品を一つお送りした。
なんというか、先日はゼリーもいただいちゃったし。
気持ち、が伝わるといいな、なんて思うんだ、感謝の。
なんだか、ねぎブレードとリーフシールドがあれば、たまには自主的な狩猟も
楽しいかもしれないなって思い始めた。
捜索道具つくろうかな…ちょっと真剣に計画を練ろう…近いうちに。
この記事は、リリさんに会って捜索道具をお借りしたこと、
ムーングロウさんにスミレを譲ってもらったことを除きフィクションです。
また、更新できなかったため、後追い更新です。）
手紙で工房を持ったことを報告すると、
お姉ちゃんから「見に行くっ！」との手紙が届く。
どうやら、パッフェルベルの街の見物もしたいらしい。
というわけで、今日はお仕事はお休み。
待ち合わせの時間に街の入り口まで迎えに出ると、
颯爽と馬にのったお姉ちゃんの姿。
変わらぬ様子に、僕もうれしくなる。
でもさ、お姉ちゃん……適齢期なんだから、
一人で遠出をするのはどうかと思うよ？
いや、口が裂けてもいえないけど。
一通り再会を喜び合い、街や僕の工房や学院やらを案内しようと促すと、
「パッフェルベルの街はあとでいいわ、海よ、海が見たいわっ！
ぼーっとしてないで、さっさと行くわよっ！」
満面の笑顔でそんな言葉を。
はい、手紙に書きましたよ、確かに。
海がきれいだったって。
そして、僕と一緒で、お姉ちゃんも海を見たことがないのも知ってたよ。
でもさ、いきなり予定をぐっしゃりしなくてもいいじゃんか…
愚痴のひとつも言いたくなるけど、しかし、逆らうことのできない僕。
お姉ちゃんの従者よろしく、港湾都市シューマンに向うはめになったのである。
ただし、シューマンへは乗り合い馬車で向かうため、
学院の厩にちょっと馬を預かってもらうことにした。
で、馬車がシューマンにつけば、何をさておいても海、とばかりに
トロイメライ海に突き進むお姉ちゃん。
今日は潮が満ちてるから危ないよ！という僕の言葉も聞かず…
バッシャーン！！
……どうしてそんなに…無鉄砲なのです…お姉ちゃん。
親切なマーマンさんに手を貸していただき、
陸に上がったお姉ちゃんは濡れネズミ状態…
いろいろな意味でそのまま馬車にも乗せられないので
シューマンで一泊するはめに…
まったく…いい年して何をはしゃいでるんですか…
さすがにこぼした僕の文句に、ぷぅっと頬を膨らませつつも
「ごめんね、ルーシェ。
久しぶりに会えたから嬉しくてはしゃいじゃったのよっ…」
謝るならもうちょっとしおらしくしてよね…
ま、それがお姉ちゃんだけどさ。
そんなこんなで、翌朝。
なんとかシューマンから帰ってきて、工房で一通りはしゃぎ、
学院ではしゃいで……
街ではあるお店の前で動かなくなった。
お姉ちゃん…そんなに道具屋さんが楽しいですか…？
しばらくは梃子でも動かなそうなお姉ちゃんを道具屋の主人に頼んで、
ちょっと仕事でもしようかと店を出れば、ばったりリリさんに会う。
今日はイヴさんのとこで、採取道具を借りて狩に行こうと
思ってたのに予定ががた崩れなんですよ、などと愚痴ったら、
「貸してあげるからちょっと行って来れば？」
などとおっしゃってくださり。
ありがたくお借りして、黄色い蜂さんとウサギさんを
ねぎブレードで叩いて戦利品を獲得してきた。
すごくいい運動になったよっ！っと思いながら帰って来たが、
工房にはお姉ちゃんの姿はなかった。
……もう30分以上たってるんだけどなぁ。
心配しつつ、道具屋に迎えに行くと、僕を見つけるなり香り玉を指して…
「あれほしいわっ！とってもかわいいもの。ペンダントヘッドにしたい！」
いや、あれはだめ、絶対にだめ、一番危険がデンジャラスだからっ！
無事家に帰れなくなるでしょ、あれを持ってたら。
大丈夫だ、どうにかなる、っと反論するお姉ちゃんを、
なんとかなだめすかして工房に引っ張った。
昼食にウサギの肉のシチューを作ってご機嫌をとりつつ。
あきらめてもらう方法を考える。
マナをつめた魔力珠でごまかせないかな…
いや、今日、魔法屋さんお休みだ…
ロザリオは気に入りそうだけど持ってかれると僕がこまるし…
ふと目に入ったのは一輪挿しのスミレ。
ムーングロウさんがレアを狙ったのに普通のを摘んでしまい不覚っ！
っと言ってたスミレである。
ふっと思いつき、苺鍋を用意する。
お姉ちゃんに危ないから近づかないように、と念を押して、
釜に火を入れ、鍋にスミレを入れる。
しばらくたって鍋を覗き込めば、無事完成している。
……ふぅ…よかった。これで納得してくれるといいんだけど…
鍋のなかから、出来上がったものを取り出すと、
手のひらにのせてお姉ちゃんに差し出す。
僕の手のひらにはスミレの花をそのまま調合して作った、
小さな紫色のペンダントヘッド。
一瞬驚いた顔をしたお姉ちゃんは、僕に手のひらを差し出す。
ころんっとお姉ちゃんの手に小さな紫色を転がせば…
「ありがと、ルーシェ！」
お姉ちゃんは満面の笑顔。
……なんとか香り玉についてごまかすことに成功。
両親へのお土産を預けて、街の入り口まで馬を引く。
「じゃ、また来るわ～！
がんばるのよ、ルーシェ！」
そんな言葉とともに颯爽と帰っていく。
その首元には小さな紫のスミレが揺れていた。
――台風一過、といった感じだけど、ちょっと寂しい気もするよ、お姉ちゃん。
